はじめに
突然ですがみなさんはtailscaleをご存じですか?
わたしは名前だけ知っていました。そして昨日、どういうものかを知りました。
今日はtailscaleの便利さをみなさんに共有したいと思います!!
tailscale
簡単に説明
tailscaleは自分のデバイスまたは許可された別のユーザーのデバイス同士でVPN(インターネットを経由した仮想の専用ネットワーク)をゼロコンフィグで構築するツールです。
これじゃわかんないよね。というわけでVPNを使ったら何ができるのか説明!
- インターネット越しにプライベートなネットワークを構築することで接続したデバイス間でのファイルの直接共有が可能!
- 特定フォルダのみにもできるし、パスワードも掛けれます
- インターネット越しにデバイスのリモート操作ができます
それって危なくないの?って思うかもしれませんが、ご安心ください。tailscaleはアカウント登録をするサービスですがアカウントの用途は「どこに接続するか」という情報の管理のみです。通信自体は接続元と接続先の1:1で、しかも暗号化されて行われるのでとてもセキュアなんです。
しかもそれをゼロコンフィグ(=設定不要)で構築することができるんですね。
写真勢としての使い方を考えてみる
写真勢としてはデバイス間ファイル共有がおもな使い方になるのではないでしょうか。
VRChatの写真をtailscaleをインストールしているだけで右クリックして送信するだけで簡単にスマートフォンに送る、みたいなことができます。逆もできます。
また、Windowsの共有フォルダ機能を利用すれば、例えばiPhoneのファイルアプリ等でsmbを使ったファイル共有も可能です。
Amazonのプライム会員であればAmazonPhotoを利用することもできますが、右クリックして送信(taildrop)機能やファイル共有を使えば写真データ以外も簡単に双方向でデータをやりとりすることができます。すごいね
また、PCの電源管理はAmazonのAlexa搭載機器があれば簡単にWake on Lan(ネットワーク越しにPCの電源を入れる)機能を使って使いたいときにだけ電源を入れることもできますね。
おわりに
みんなも使おう!
この記事は解説記事ではないので細かな解説は省きますが、こんな機能を使うためのネットワーク構築が設定なしで完了するtailscaleは個人利用であればなんと無料です!みなさんも使ってみてはいかがでしょうか